【DTM本レビュー】石田ごうき著「DTMミキシングの基礎技術を解説付きで実演しちゃいました」

【DTM本レビュー】石田ごうき著「DTMミキシングの基礎技術を解説付きで実演しちゃいました」

こんにちは。トラックメイカーのPIANO FLAVAです。

今回は、久しぶりにDTM本のレビューを書いてみたいと思います!2015年頃にnoteで書いたのが最後な気がするので、3年ぶりでしょうか?

というわけで、リットー・ミュージックから出ている「DTMミキシングの基礎技術を解説付きで実演しちゃいました」を紹介します。

対象:初級~中級

目次:

INTRO.
PART1 ドラムの処理
PART2 ボーカル&ハモリの処理
PART3 バンド系音程楽器の処理
PART4 空間系エフェクトの追加
PART5 シンセの処理
PART6 ストリングスとバッキングコーラスの処理
PART7 オーケストラ系パーカッションとSEの処理
PART8 全体の関係調整と演出
PART9 マスターエフェクトの処理

レビュー

第一印象として、初心者向けに、曲のミックスについて丁寧に書かれた本だなと感じました。

導入部分で、リファレンスを立てる重要性や、ミキサーの各セクション(インサートエフェクト部、センドエフェクト部、パン、フェーダー)の機能について説明されたあと、実際に各楽器のミックス作業(ドラム→ボーカル→ベースやギターなど)に入っていきます。

例えばドラムに関していえば、ドラムの各パーツ(キックやスネア)の音作りはもちろん、ルームマイクやオーバーヘッドマイクの音の処理についても書かれています。

著者の石田さんが、ダウンロード教材(音源素材)のパラデータに対して、EQやコンプのパラメータをどんな値に設定するのか、参考になる方も多いのではないでしょうか。


(本文p.38~39、ドラムに関するミックスの説明の例)

ボーカルも、例えばリバーブの後段にステレオイメージャーを入れてリバーブ成分の広がりを抑えよう、などは、この本ではじめて知りました。

そして個人的に一番参考になったのは、PART8(本文160ページ~)から書かれている、ボリュームのオートメーションに関する解説ですね。

なんとなく、フレーズの入りを突く感じでボリュームを書いてる方も多いとは思うのですが、ダウンロード素材をもとに、楽器ごとにどうやってボリュームを書けばいいのかの具体例が載っているので、とても参考になりました。

まとめ

コンピューターを用いた音楽制作における、ミックスの基本技術が一から学べる良書だと思います。
全体的な説明もわかりやすく、「歌ってみた」で、自分の声のミックスに悩んでいる方にもオススメですよ。

PIANO FLAVAでした!

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