ヒップホップのビートメイクのコツ2:スネアの音色にこだわれ!

こんにちは。トラックメイカーのPIANO FLAVAです。
今回は、ヒップホップのビートメイクで大事なドラム音色、特にスネアの音色選びについて書いてみたいと思います。

前回→ヒップホップのビートメイクのコツ1:ウワネタをループさせよ

1. オールドスクールなビート

オールドスクールなビートの場合、スネアは派手な音色がオススメです。

例えばこんなループにスネアを足す場合。

古典的なビート(スネアなし)

普通のスネアだと

失敗?

となり、少し地味な印象です(ラップが入るとこれでも全然いけそうですが)。

なので、スネアの音量を少し下げて、派手な音をスネアに重ねてみます。

派手な音を重ねる

いい感じになりました。

ちなみにウワネタと一緒に鳴らすと

ウワネタと一緒に

のような感じです。

2. トラップのビート

トラップの場合は、派手な音色よりちょっと地味な感じの音色がオススメです。

例えばこんなループがあるとします。

トラップのビート(スネアなし)

この場合、派手な音だと

失敗?

のように微妙にダサくなってしまうので、

レイヤーされたスネア

のような明るいスネアでいくか

ドラムマシンぽいクラップ

のような808系のクラップでいくのがいいと思います。

まとめ

いかがだったでしょうか!

基本的には曲調やウワネタにあわせて、派手なスネアと地味なスネアを使い分けていくのがいいと思います。

発展系として、例えば2、3種類のスネアを使う、2拍目と4拍目で違うスネアを鳴らす、などがありますよ。

では次回もお楽しみに~

ヒップホップのビートメイクのコツ1:ウワネタをループさせよ

こんにちは!トラックメイカーのPIANO FLAVAです。

突然ですが、今日から何回かにわたって、ヒップホップのビートメイキングのコツについての短い記事を書いてみたいと思います。では第一回目です!

ウワネタのフレーズをループさせる

最初なので、ドラムとウワネタ一種類ずつで説明してみます。手持ちのサンプルパックからそれぞれ素材を選んで、DAWに貼り付けてテンポをあわせるとこんな感じ。

手順1(サンプルパックの素材そのまま)

悪くはないですが、ヒップホップ感はあまりないですよね。

というわけで、まずウワネタのピッチを下げてみます。今回はキーを-2してみました。

手順2(キーを下げる)

少し良くなりましたね。

続いて今回のテーマ「フレーズをループ」させてみます。ウワネタのエレピのフレーズを6回繰り返して、最後だけ元のフレーズにしましょう。また、ついでにドラムの最後の拍をカットしてみます。

手順3(一箇所選んで何回かループさせる)

いい感じです!

最後に、EQやディストーションで音の質感を変えてみます。同時に、エレピの繰り返しのフレーズのお尻を、ちょっとだけ隙間をあけてみましょう。

手順4(繰り返しのフレーズの最後に無音をいれる)

これで完成です!最初のデモと使っている素材は同じですが、フレーズを抜き取ってループさせることで、いい感じにヒップホップ感が出せたかなと思います。

こんな感じで、トラック制作の短いTIPSを継続的に書いていけたらなと考えています。

次回もお楽しみに~!

アイキャッチ画像:Gerald Mooreさん
https://www.flickr.com/photos/totally_pixelated/3593579878

Reason10を導入したのでファーストインプレッションを書いてみた

こんにちは。トラックメイカーのPIANO FLAVAです。

以前からReasonに興味があったのですが、今回アップグレードが大幅に安く(3/8現在 Reason Limited→Reason10が99ドル)なっていたので、導入して使ってみた感想や簡単なレビューなどを書いてみたいと思います。

Propellerhead Reasonとは

ひとことで言うと、独自進化してきたDAWということになるでしょうか。

まず見た目が特徴的なんですけど、Reasonのコンセプトとして「Reasonそのものが楽器」であり、「バーチャルスタジオ」であり…

この「バーチャル・ラック・システム」とよばれるインターフェースを駆使して、自由自在に機材をルーティングして曲を作っていくのが、Reasonでの楽曲制作の醍醐味だと感じています。

(キーボードのTabキーで背面表示に切り替えられる)

余談ですが、オーディオフォーマットの「REX」や、2つの音楽ソフトを連携させる「Rewire」という技術も、Propellerhead社が開発したものです(あたまにReがついていますよね!)。

Reason 10 レビュー

まず、上記のバーチャル・ラック・システムはまだまだ試せてないところも多いのですが、このルーティングの柔軟さは、特にテクノ系のアーティストにとっては非常に面白いと思います。

(GIF画像。ケーブルをつないでいる様子。ケーブルが揺れるのが面白いですよね)

そして、内臓音源は、基本的に往年のハード音源ぽい音質ですね。具体的にはシンセサイザーが5つ、ドラム音源が3つ、サンプラー/ロンプラーが3つ、他にピアノ音源の「Radical Piano」やシンプルなクワイヤ音源「Humana」などですね。

個人的に、例えばオールドスクールなヒップホップだったり、80’s、90’sリバイバルの音楽を作るときに重宝しそうです。

エレクトリックピアノ(ID8 Mark2)

ギター(ID8 Clean Electric)

ベース (NN19 ACCBASS)

もちろん、最近のシンセっぽい音も入っています。

Saturday Night -KS

ちなみに上の音は「Combinator」という、バーチャルインストゥルメントやエフェクトが一緒に入ったプリセット音色のひとつで、見ているだけでもエフェクトの使い方が勉強になりますよ。

内臓エフェクトは、数こそめちゃくちゃ多いわけではないものの、リバーブ、ローランドRE-201風のディレイ、マスタリングEQ・コンプ・リミッター、ギターアンプシミュなどが入っています。

(The Echo)

ミキサー画面

Reasonのミキサーは、アナログコンソール「SSL 9000k」を再現したものとなっていて、ゲートやコンプ、EQなどを操作することができます。センド&リターンもこちらで設定するのですが、個人的に気に入ったのはバスコンプ(右端の黒いメーターがある部分)の質感ですね。いい感じに各楽器をなじませてくれますよ。

バスコンプ バイパス

バスコンプ あり

 

シーケンサー画面

ReasonはもともとCubaseなどとのReWireを前提に作られたため、クオンタイズ機能含め、シーケンサー部分は正直弱いです。ただし、必要最小限の機能はそろっているので、Reasonで楽曲制作を完結させることももちろん可能です。バウンス・イン・プレイスも便利ですね。

キーボードショートカットは固定で、「q」「w」「e」「r」「t」「y」に選択ツール、ペンツール、消しゴムツールなどが割り当てられています。他のDAWと同じように、クリップをダブルクリックするとノートの長さやベロシティなどを編集できます。

オートメーションもリアルタイムでの記録が基本なので、ラックのツマミをぐりぐり動かしてみたいと思います。

まとめ

Ver 9.5より念願のVSTに対応し、サードパーティ製のVSTiおよびVSTエフェクトが使えるようになりました(自分の環境だとKontaktやOmnisphereなどきちんと動きました)。

またReason独自規格のRack Extensionでエフェクトや音源を拡張することも可能です。個人のデベロッパーのほかに、D16 GroupやFabFilter、McDSP、 Rob Papen、u-heなどが名を連ねています。サブスクリプションが可能なデベロッパーもあるみたいですね!

メインのDAWというよりは、例えばドラムのループだけReasonで作って、続きは他のDAWで作るなど、いわゆるセカンドDAWとしてとても魅力的だと思います(もちろんReWire接続もありです)。そして独自の「バーチャル・ラック・システム」、普段とは異なる発想で曲作りを楽しめるのではないかなと思います。

最後までお読みいただきありがとうございました。それではまた!!

参考リンク

Propellerhead Reason 公式サイト
https://www.propellerheads.se/ja/reason

「PROPELLERHEAD Reason 9.5」製品レビュー:独自のGUIをキープしつつVSTに対応したDAWソフトの最新版(サウンド&レコーディング・マガジン)
http://rittor-music.jp/sound/productreview/2017/06/68185

Propellerhead Reasonのレビュー〜音楽制作環境の革命〜(DTM Review)
http://dtmreview.com/propellerhead-reason-2591.html

Propellerhead社長に聞くReason開発秘話(All About)
https://allabout.co.jp/gm/gc/204716/all/

3/4メモ (ドラムに使うリバーブのコツ)

ドラムに使うリバーブのコツ

自分はよくプレートタイプとホールタイプを混ぜて使うのですが、この動画を見る限り、ドラムに関してはルームタイプのほうがいいなと。

 

以下まとめ
・リバーブ・タイプはスモールルーム
・各トラックからではなくバスからリバーブに送る
・リバーブの後段にサチュレーション(動画ではテープ系)とEQ(ハイパス、ローパスフィルター)

プリディレイも、0msではなくちょっとだけあったほうがいいかなと。

最近反響のあったツイート

https://twitter.com/piano_flava/status/969805682827407360

 

https://twitter.com/piano_flava/status/968813692505620480

 

今日のトラックメイク

あるラッパー用にビートを作って送りました。今から別の曲のミックスをします!