こんにちは。トラックメイカーのPIANO FLAVAです。
先週末に新しいパソコン(Windows10)が届いて、せっかくなのでCubaseもVer.10にアップデートしてみました。そのファーストインプレッションを書いてみたいと思います。
Cubase10初期設定(重要)
・編集→環境設定→全般→高DPIを有効化
チェックが入っていない状態だと、ほとんどのパソコンで文字がぼやけて見えるはず。
・スタジオ→スタジオ設定→VSTオーディオシステム→プロセシング精度を「64bit float」に
Cubase9.5からオーディオエンジンが新しくなりました。恩恵を受けるためにも是非64bit floatにしましょう。
音が良くなった!!気がする
実際の制作で確認しましたが、少なくともVer8.5とは音の傾向が違うように思います。音の輪郭がはっきりして、瑞々しい音になった印象です。
48kHz/24bitでも、44.1kHz/16bitでも、”シンセ本来の音”が鳴っているように思います。
見た目もカッコ良くなった!

ほかの作曲家さんも結構同じ感想のようですが、メインの色遣いがグレーから黒に変わって、かっこよくなりました。
MIDIの編集も、これまでは別ウインドウが開いてそちらで行う必要がありましたが、プロジェクト画面の下ゾーンで編集できるようになり便利です。
オートメーションが改良された!
曲線を描くのがすごく楽になりました。Studio Oneの長所を取り入れた感じですね。
サンプラートラックが超便利!

サンプルを放り込むと、そのまま音階に振り割って鳴らせるようになります。
これまでワンショット素材はそのままDAWに張り付けていましたが、サンプラートラック快適です。
参考記事:【Cubase 9】サンプラートラックの機能をプリセットで把握しつつ使いみちを探る(2/2) – SAT04 CREATIVE SPACE
https://satcreative.hatenablog.com/entry/2017/01/06/233844
付属のDistroyerプラグインが優秀!
ドラムのバスにかけると最高です。アナログ的な歪みではないのでうっすらがオススメ。

まとめ
サンプラートラックや付属プラグインに目が行きがちですが、その他にも
・MediaBayがキビキビ動くように
・VariAudio(=ピッチ補正ソフト)がVer.3に
・ミキシング操作のUndo/Redoができるように
などパワーアップしています。
CubaseはVer.7から使っていますが、どんどん進化していて素晴らしいDAWだと思います。これからもガンガン使っていきますよ!!
それではまた!PIANO FLAVAでした。
音楽制作ソフトウェア: Cubase | Steinberg