キックをワイドに広げるTips

こんにちは。トラックメイカーのPIANO FLAVAです。

皆さんトラックメイク捗ってますか!?

さて、今回はキックをワイドにする方法についてです。

キックやベースはナローにする人とワイドにする人で分かれる印象ですが(マスタリング的には位相の関係で低域を狭く、広域を広くするのが一般的)、個人的にはどんどん広げちゃう派です。

それではどうぞ!

※スマホのブラウザだと音質が劣化する(気がする)ので、できればパソコンで聞いてくださいね!

Before

ドラム全体(Dry)
Kickのみ(Dry)

方法その1:コーラスエフェクトを使う

個人的に一番オススメの方法。

例えばD16 Syntorusを以下の画像のような設定で使うと…

ドラム全体(KickにChorusあり)
Kickのみ(Chorusあり)

このように、音の密度を保ったまま左右に広げることができます。

今回は Syntorusを使いましたが、もちろんDAW付属のコーラスでもできますよ!(ニュアンスはプラグインで異なるかも)

方法その2:ステレオイメージャーを使う

わかりやすく広げるならこれですね。

例えばフリープラグインのOzone Imagerを使うと…

ドラム全体(KickにImagerあり)
Kickのみ(Imagerあり)

このように派手にキックを広げることができます。

Stereonizeは値を3、6、12のどれかに設定するのがオススメです。Widthはお好みで!

Before再掲

ドラム全体(Dry)
Kickのみ(Dry)

方法その3:リバーブを使う

リバーブは主に残響を付加するエフェクトですが、左右に広がりを出したいときにも使えます。

例えばValhalla VintageVerbを使うと…

ドラム全体(KickにReverbあり)
Kickのみ(Reverbあり)

インサートで使ってみましたが、左右に広がりが出ているのがわかると思います。

ただしセンター音に使うリバーブなのでサイド成分は薄め。

方法その4:ショートディレイを使う

どちらかというとリバーブよりもディレイの方が音を左右に広げたいときに有効です。

例えばD16のRepeaterを使うと…

ドラム全体(KickにDelayあり)
キックのみ(Delayあり)

これもインサートで。高域成分が左右に足されているのがわかると思います。

いまはディレイタイム11.0msですが、お好みで調節してください!

まとめ

さてキックをワイドに広げるTips、いかがだったでしょうか?

今回はすべてひとつずつのエフェクトを使いましたが、これらを組み合わせたり、またサチュレーション系のエフェクトも入れるとより効果的ですよ!

それではまた。PIANO FLAVAでした。

Hip Hopトラックメイカーの私が2019年によく使った音源・エフェクトプラグイン

こんにちは!トラックメイカーのPIANO FLAVAです。

去年に引き続き、実際の制作でよく使ったソフトウェア音源・エフェクトを紹介します。

それではどうぞ!!

去年のまとめ

☆音源☆

Native Instruments – Kontakt系ライブラリ

去年に引き続き使用頻度高め!アコースティックピアノは、画像のMaverickをよく使いました。

また最近導入したBigWerks 808 GODS/808 KINGS(808ベース系のライブラリ)と Book Of Sounds(トラップ用のライブラリ)がすごく良くて、購入した次の日からガンガン使っています。

https://bigwerks.com/product/book-of-sounds-kontakt-library/

UVI – Synth Anthology 2

私のイチオシ音源。

いわゆるType Beat系のトラップって、ウワネタはシンプルにコードを鳴らすだけのものが多く、この音源がめちゃめちゃ使えます。

音色も古すぎず新しすぎずちょうどいい感じ。

https://www.uvi.net/jp/vintage-synth/synth-anthology-ii.html

Spectrasonics – Omnisphere 2

正直これまではあまり使う機会がなかったのですが、バージョン2.5でHardware Libraryが追加されました!

他社の音源よりもアナログシンセの特徴をうまく捉えていて、また純粋に音もいいのでよく使っています。

https://www.minet.jp/brand/spectrasonics/omnisphere2/

Xfer Records – Serum

相変わらずメインになりきれず… 悪いシンセでは決してないです!

各種サンプルライブラリ

私の場合ドラムの打ち込みは、メインとなるドラムループにキックやスネアを補強する形でやっているので、必然的に元のループが大事になってきます。

トラップではSpliceのMyles William & TITUS Collab Pack、クラシックなビートではOrigin SoundやTrue Samplesの印象が良かったです。

https://splice.com/sounds/splice/myles-william-titus-pack

☆エフェクトプラグイン☆

Slate Digitalのサブスク関連

メインで使っているのはVMR、VTM、FG-X辺りですが、Kilohearts製のプラグインも使えるようになり、こちらもよく使っています。

https://slatedigital.com/

Impulse Record – Convology XT

あまり人に教えたくないリバーブ。

他のコンボリューション・リバーブとは一線を画する質感で、センド&リターンではなくインサートで使っています。基本フリーで、良ければプリセットを買い足していく形ですね。

https://impulserecord.com/convology-xt/

iZotope Nectar 3

ボーカルミキシング用のプラグイン。

録音状態の良くないファイル(例えばスマホ録音とか)でアシスタント機能が真価を発揮します。その後、Mixノブで各セクションのDry/Wetを調節して、DAW側で他のエフェクトを使っていく感じです。

同じiZotopeでは、マスタリング用のOzone 8もよく使いました!こちらもアシスタント機能が優秀です。

https://www.izotope.com/en/products/nectar/features.html

MeldaProduction – MSaturator

いわゆるクリッパー系のプラグイン。

マスターに刺して、音をパキッとさせる用途に使っています。こちらもフリー。

https://www.meldaproduction.com/MSaturator

Waves – NLS(Non-Linear Summer)

最近導入しましたが良かったです。軽いし!

コンソール系のサチュプラグインですが、各トラックに差していったときに、他の製品よりも立体的な仕上がりになる気がしています。

https://www.waves.com/plugins/nls-non-linear-summer

ToneBoosters – ReelBus 4

テープシミュプラグイン。

音を良くするというよりは、例えばLofi Hip Hopを作るときに、これでwow, flutter効果を演出することが多いです。

https://www.toneboosters.com/tb_reelbus_v4.html

まとめ

今年実際の制作でよく使った音源・エフェクトを紹介しましたがいかがだったでしょうか!?

ちなみに、Native Instrumentsの音源はヒップホップより歌モノやFuture Bass系の曲を作るのに向いている気がしていて。

前回紹介したdopeVSTはMIDIライブラリ含めていいですよ~

エフェクトだとD16のDecimort 2も好きですね。

というわけでここまで! PIANO FLAVAでした。

ピアノヒップホップ代表アーティスト

個人的メモ、敬称略

1. キレイめインストヒップホップ

IN YA MELLOW TONEに代表されるような、ヒップホップが苦手な人でも聞けるイメージ。

Robert de Boron、Re:plus

2. Nujabes直系

Uyamaさんすごく好きなので2曲紹介…

Uyama Hiroto

3. Nujabes直系~キレイめインストヒップホップ

Nujabesの影響も感じさせつつも、今風な、聞きやすさもある。

DJ Okawari、Kondor

4. ジャジーヒップホップ、本格派

ジャズの要素が強く、ヒップホップの枠に囚われないトラックメイカー。origami PRODUCTIONS

Kan Sano、mabanua

5. ジャジーヒップホップ、ライト

Jazzyだが難解では無い。

Blazo

5. オシャレ系

ファッションショーやテレビCMなど、まさにオシャレ系。

Kenichiro Nishihara

6. Boom Bap寄り

90’s Hip-Hopの影響も感じさせられる。

Michita

7. ポエトリーリーディング

いわゆるポエトリーラップのアーティストと関わりが深い。

観音クリエイション

他にもオススメアーティストがいれば教えてください。

2001年リリースのゴスペラーズ「Get me on」はトラックが最高

The Gospellers

こんにちは。トラックメイカーのPIANO FLAVAです。

小学生の頃よく聞いていた曲は、いま聞いても、やはりテンション上がりますね。

ゴスペラーズ「Get me on」

キャリアの長いボーカルグループ「The Gospellers」のアルバム「G10」および「FRENZY」に収録されています。

個人的に、ゴスペラーズは「ひとり」「永遠に」「星屑の街」のような、甘いボーカルの曲が人気あるように感じていますが、がっつりR&Bの曲もとても素敵です。

編曲はK-Mutoさんという方で、2000年当時流行していた、ハード音源ぽい質感のトラックがたまらないですね。ドラムのグルーブもいいですし、2:30~のストリングスも最高です。

また、ハープ(琴?)ぽいグリッサンドが非常に効果的です(0:02、0:20など)

この曲のリードボーカル酒井雄二さんを含め、ゴスペラーズの魅力がとても出ている曲だと思います!!

ちなみにアルバムの次の曲は、客演がライムスターさんだったりします(笑)

同じゴスペラーズだと

も好きですね。

それはまた!PIANO FLAVAでした。

使用頻度の高いヒップホップのドラムループ素材を紹介してみる

こんにちは。HIP HOPトラックメイカーのPIANO FLAVAです。

前回の更新からめっちゃ間が空きました!

最近はドラムを自分で組まずに、ウワネタを自分で弾いて、ドラムを市販のライブラリのループを使うことが多いです!今回はオススメのライブラリをいくつか紹介します。

それではどうぞ!

True Samples – Dirty Hip-Hop Drums

True Samples

いわゆるBoom Bap系のライブラリ。

最近はトラップとネオソウルが融合したようなジャンルのサンプルパックが多く発売されているのですが、逆に90、2000年代フレーバーのドラムは貴重です!

同じメーカーの「Hip-Hop Smokers」もオススメ。

http://sounds.beatport.com/pack/dirty-hip-hop-drums/13933

Zero-G – Total Hip Hop

Zero-G

サンプルパックの老舗デベロッパー。

こちらもいわゆるBoom Bap系です。Zero-Gでは唯一オススメ。

https://zero-g.co.uk/products/total-hip-hop

Origin Sound – Future Soul

Origin Sound

Origin Soundは本当に質の高いサンプルパックを多数リリースしています。

モダンなトラップのライブラリで、収録されているドラムループは15個と少ないですが、それぞれがフル、キック無し、パーカッションのみの3バージョン収録されていてとても使いやすいです。

https://originsound.co.uk/products/futuresoul

DopeBoyzMuzic全般

Spliceで入手可能です。個人的に好きなメーカー。

画像のSmack Pack Right Hook以外も結構いいです。

https://splice.com/sounds/dopeboyzmuzic

その他

オーソドックスなヒップホップならSamplephonicsやCapsun ProAudio、Lo-FiならTouch Loopsがオススメです。

というわけでここまで!

PIANO FLAVAでした。

ドラムの打ち込みが難しかったらドラムループをそのまま使ってもいいと思う

eyecatch

こんにちは。Hip HopトラックメイカーのPIANO FLAVAです。

今回は、ヒップホップのトラック制作において、ドラムループをそのまま使うことについて書いてみたいと思います。

それではどうぞ!

歴史的経緯:ヒップホップのトラック=レコードの間奏部分

ヒップホップという音楽、カルチャーにおいて「サンプリング」という手法が重要なのはみなさんご存じですよね。

歴史的にみると、ヒップホップのビートというのは、ソウルやファンクのレコードからドラムだけになる間奏部分(=ブレイクビーツ)を探して、それを2枚のターンテーブルで交互に再生してつなげていくものでした。

今でこそヒップホップのビートを作るときに、ドラムはパッドで叩く人も多いと思うのですが、もともとはドラムループをそのまま使っていたわけですね。

トラップとBoom Bap

というわけで、ヒップホップのビートメイクにおいて、ドラムループをそのまま使う手法はめちゃめちゃ相性がいいです。

例えばBPM=85のこんなウワネタがあったとします。

ウワネタ

これに対し、ブーンバップのドラムループを当てはめてみると…

ウワネタ+ドラムループ(Boom Bap)

ちょっとウワネタのピッチが高い気もしますが、なかなかいい感じだと思います。

逆に、先ほどのウワネタにトラップのドラムループを当てはめると…

ウワネタ+ドラムループ(Trap)

これもいい感じですね!

というわけで、ひとつのウワネタから、何パターンか相性のいいドラムループが見つかると思います。

そしてワンループができたら、ドラムの抜き差しやフィルター(ハイパス、ローパス)で展開を作っていくわけですね。

アイデア出しに使う

上記のようにループをそのまま使ってもいいですし、自分でドラムを打ち込む場合でも、サンプルブラウザでループを次々に再生して、ウワネタに合うドラムループを見つけたら、似たような音色のドラムで自分で打ち込んでも面白いと思います。

つまりループを、アイデア出しと割り切って使う方法ですね。

まとめ

というわけで、ドラムループをそのまま使う手法について書いてみました。

もちろん今回のようにそのまま使うだけでなく、ドラムループをチョップして、キック、スネア、ハットに分解してサンプラーで自分で叩くのもいいと思いますよ!

それではまた!PIANO FLAVAでした。

【2019年版】DTMのおすすめサンプルパックメーカー【TOP10】

こんにちは。Hip HopトラックメイカーのPIANO FLAVAです。

みなさんはサンプルパックよく使っていますか?

私は最近市販のサンプルを使う頻度が増えてきて、特にLo-fi系のビートを作るときはドラムループをそのまま使うこともあるぐらいです。

ただ、サンプルパックはメーカーによってクオリティが高かったり微妙だったりするので、オススメ順に10個紹介してみます。

今回はヒップホップに限定せずオールジャンルでいきますよ。それではどうぞ!

1. Splice

もはや説明不要の定額制サンプルパックダウンロードサービス。 SerumなどのソフトシンセやStudio Oneもレンタルできます。

生楽器のサンプルというよりは、ビートメイカー向けの素材が多いですね(ヒップホップ、テクノなど)。

また、Spliceが出しているサンプルパックだけでなく、今回ランキングで紹介するメーカーも多数参加しています。

https://splice.com/sounds

2. Loopmasters

こちらも超巨大なサンプルパック販売サイト。Loopmasters系列のレーベル以外にも、いろんなメーカーのサンプルパックが買えます。

ちょうどこの記事を書いている最中(6/26)に大規模なセールが始まりました。

Spliceと提携していましたが、今年の春に契約が切れてSpliceではダウンロードできなくなったのは残念ですね。

https://www.loopmasters.com/

HIp Hop Sample Music from Loopmasters.com

3. Sample Magic

圧倒的に4つ打ち系(テクノ、ハウス)に強い印象ですが、意外とチルアウトっぽいサンプルパックだったり、エレクトロニカにも強いです。

個人的には、各ジャンルごとのドラムワンショット&MIDIループが収録された「 MIDI Elements 」シリーズが好きですね。

https://www.samplemagic.com/

4. Samplephonics

上記3つのデベロッパーが正統派としたら、こちらはちょっと変わったサウンドに強いです。

例えば同じチルアウトでもSampleMagicとは毛色が違うように思います。メインストリームとアンダーグラウンドの違いというか。

SpliceのライバルサイトNoiizの運営元。

https://www.samplephonics.com/

https://app.noiiz.com/

5. Toolroom

テクノとハウスにものすごく強いメーカ-。 テックハウスのレーベルとしてもBeatportで有名ですよね。

https://www.toolroomrecords.com/sample-packs/

6. Origin Sound

少し前にヒップホップの有名トラックメイカーがサンプルパックのまんま使いでTwitterで話題になりましたが、そのメーカーですね。

全体的に今風で、即戦力なサウンドだと思います。

https://originsound.co.uk/

7. Capsun ProAudio

このメーカーもレベル高いです。モダンなヒップホップに強い印象。

https://www.capsunproaudio.com/

8. Dropgun Samples

Spinnin’ Recordsからも多数リリース実績のあるEDMデュオのDropgunが、なぜかサンプルパックメーカーを立ち上げました。

クオリティは折り紙付き。

https://dropgunsamples.com/

9. Laniakea Sounds

少し前からSpliceのメーカー別ランキング上位に入っていて、私もよく使っています。

ウワネタの質感がいいですね。少し中身が似たようなサンプルパックが多い気もしますが…

https://splice.com/sounds/laniakea-sounds

10. Production Master

ややクオリティにばらつきのある感じもしますが、なかなかいい感じのメーカー。

個人的にはLo-fi Hip Hop系のサンプルパックをよく使っています。

https://www.loopmasters.com/labels/106-Production-Master

まとめ

というわけで、オールジャンルでオススメのサンプルパックメーカーを10個紹介しましたがいかがだったでしょうか?

ここには紹介しきれなかったデベロッパーも多いのですが、このTOP10でも錚錚たるメーカーがそろったように思います。

ちなみに、日本のサイトだとSonicwireが有名ですが、サンプルパックの再ダウンロードができなかったりするのであまりオススメできず…

それではまた!PIANO FLAVAでした。

Cubase10の便利機能とオススメの付属プラグインについて書いてみた!

cubase logo

こんにちは。トラックメイカーのPIANO FLAVAです。

今回は、私も愛用しているCubase 10 Proの便利な機能と、私が制作で実際に使っているオススメエフェクトプラグインを紹介してみたいと思います。

それではどうぞ!

便利機能その1:トラックディレイ

トラック全体を前後にずらしてくれる機能。

例えば、以下のような「ドラム」「エレピ」のループがあるとします。

悪くはないですが、なんとなくエレピが走っている(=演奏のタイミングが早い)ので、トラックディレイ機能を使って後ろにズラしてみます。

いい感じになりましたね!今回は30ミリ秒の長さにしてみました。

逆に発音タイミングを前にずらす場合はマイナスの値を設定します。

便利機能その2:インプレイスレンダリング

任意のMIDIイベントを一瞬でオーディオトラックに変換してくれる機能。

例えば、こんなシンセのコード進行があったとします。

これをオーディオに変換します。

メニューの「編集」から「インプレイスレンダリング」「(現在の設定で)レンダリング」を選択すると、すぐにオーディオとして書き出すことができます。

「レンダリング設定」を選べば、インサートエフェクトやセンドを含む・含まないも毎回設定できるので便利ですね!

便利機能その3:ストリップサイレンス

無音や小さなノイズ部分を自動でカットしてくれる機能。ボーカルのミキシングの下処理などで便利ですね。

この状態で、「Audio」メニューから「高度な処理」「無音部分の検出」を行うと…

このように、自動で無音部分をカットしてくれます。

ボーカルファイルが複数トラックあるときに威力を発揮してくれそうですね!!

便利機能その4:オーディオからグルーブを抽出(オーディオをMIDIに変換)

例えば、次のようなハイハットのループの場合

イベントをダブルクリックし、左のメニューから「ヒットポイント」「MIDIノートを作成」を選ぶと…

このように、ハイハットの鳴るタイミングをMIDI化することができます(ベロシティも大小ついていますよね!)

あとはこれを任意のドラム音源で読み込んで、例えばMIDIノートの高さをF#にすれば、好きなドラム音色でハイハットを鳴らすことができますよ!

便利機能その5:タイムストレッチ(ピッチシフト)のアルゴリズムの切り替え

ダンスミュージックのトラックメイクでは使用頻度の高いタイムストレッチ(ピッチシフト)ですが、Cubaseではいくつかあるアルゴリズムを切り替えて使うことができます。

例えば、次のような声ネタの場合…

デフォルトのアルゴリズム(élastique Pro – Time)でピッチを半音6つ分上げると

のような音色ですが、アルゴリズムを「élastique Pro Formant – Pitch」に変更すると

のように、フォルマントをなるべく維持したままピッチを上げることができます。

続いて、オススメのエフェクトプラグインの紹介です。

おすすめプラグインその1:Distroyer

名前の通りディストーション系プラグイン。デジタルぽい歪みですが、ドラムとの相性はいいと思います。

Before

After

おすすめプラグインその2:DualFilter

とてもシンプルなフィルターですが気に入っています。

通すだけでわずかに音色変化があるので、基本はバイパスで。

おすすめプラグインその3:Magneto mk2

テープシミュ系のプラグイン。そのまま使うというより、右上のSOLOモードでラジオぽい効果が欲しいときによく使っています。

おすすめプラグインその4:AutoPan

素敵なオートパン。比較的高機能です。

シンセリードに使ったりしています。

おすすめプラグインその5:RoomWorks

見た目は地味ですが、市販のプラグインと比べても遜色のない音色のリバーブ。

センド&リターンで使う場合は、WET ONLYをオンにしましょう~

まとめ

というわけで、Cubase10の便利な機能と、オススメのエフェクトプラグインを5個ずつ紹介しましたがいかがだったでしょうか。

他にもこんな便利な機能があるよ!!など知っている方はTwitterでこっそり教えてください笑

それではまた!PIANO FLAVAでした。

黒いドラム素材が欲しい人は、BurghRecordsの格安サンプルパックがオススメだ!

こんにちは。トラックメイカーのPIANO FLAVAです。

少し前に、BurghRecordsのサンプルパック「DJ Sonny Drums」をTwitterで紹介したところ、大きな反響がありました。

https://twitter.com/piano_flava/status/1120305925292560384?s=20

というわけで、今回はこのBurghRecordsから、おすすめサンプルパックを紹介します。それではどうぞ!

黒いドラムサンプルが貴重な理由

基本的にサンプルパックを作っているメーカーって、売れ線のジャンルのものを多くリリースする傾向にあります。ヒップホップでいうと、少し前ならトラップだし、今ならLo-fi Hip Hopですね。

なので、SpliceやLoopmastersを覗いても、モダンなヒップホップのサンプルパックは売っていても、いわゆるBoom Bapなものはほとんど無かったりします。

そこで!!BurghRecordsです。

BurghRecordsのおすすめサンプルパック5つ

1. DJ Sonny Drums

DJ Sonny Drums

Twitterでも紹介した「DJ Sonny Drums」

キック、スネア、ハット合わせて2000個以上入っています。定価5.99ポンドがセールで1.99ポンド(6/6現在、日本円で約270円)

収録サンプルの数が半端ないので、まずはこれをベースに他のサンプルパックを買われるのがいいと思います。

ちなみにDJ SonnyさんはBurghRecordsを主宰されている方のお名前ですね。

https://www.edinburghrecords.com/product/dj-sonny-drums/

2. MPC 1000 DRUMS

MPC 1000 DRUMS

上の「DJ Sonny Drums」はやや軽めのドラムサウンドですが、「MPC 1000 DRUMS」は重い感じのドラムが入っています。特にキックの質感が抜群。

https://www.edinburghrecords.com/product/mpc-1000-drums/

3. Vinyl Drum Breaks

Vinyl Drum Breaks

有名なブレイク(曲の間奏部分)を集めたサンプルパック。これもすごく好きです。

著作権的に謎なのでこっそり使いましょう~~

https://www.edinburghrecords.com/product/vinyl-drum-breaks/

4. Sci-Fi Sound Effects

Sci-Fi Sound Effects

ドラムのサンプルではなく、SE(=FX音)のみ収録したサンプルパック。

個人的にとても気に入っていて、特にビートメイカーがビートテープを作るときに重宝しそうな質感だなと思いました。

https://www.edinburghrecords.com/product/sci-fi-sound-effects/

5. 90s Hip Hop Drum Samples

90s Hip Hop Drum Samples

キックなどのワンショットだけでなく、ドラムループやウワネタの素材も入っています。

MPC 1000を通したサウンドですが、とても使いやすい音色だと思います。

https://www.edinburghrecords.com/product/90s-hip-hop-drums-samples/

まとめ

というわけで、黒いドラムのサンプルパックとFXのライブラリを紹介しました。

今回は紹介できませんでしたが、BurghRecordsの拠点であるスコットランドの環境音を収録した「Sounds Of Scotland」などもとても素敵です。

また無料のサンプルパックも非常に多いので是非チェックしてみてください!!

PIANO FLAVAでした。

Home | BurghRecords | Music Production & Sound Effects
https://www.edinburghrecords.com/

BurghRecords(@BurghRecords)さん / Twitter

https://twitter.com/BurghRecords

Cubase8.5から10にバージョンアップしてみた感想とか

cubase logo

こんにちは。トラックメイカーのPIANO FLAVAです。

先週末に新しいパソコン(Windows10)が届いて、せっかくなのでCubaseもVer.10にアップデートしてみました。そのファーストインプレッションを書いてみたいと思います。

Cubase10初期設定(重要)

・編集→環境設定→全般→高DPIを有効化

チェックが入っていない状態だと、ほとんどのパソコンで文字がぼやけて見えるはず。

・スタジオ→スタジオ設定→VSTオーディオシステム→プロセシング精度を「64bit float」に

Cubase9.5からオーディオエンジンが新しくなりました。恩恵を受けるためにも是非64bit floatにしましょう。

音が良くなった!!気がする

実際の制作で確認しましたが、少なくともVer8.5とは音の傾向が違うように思います。音の輪郭がはっきりして、瑞々しい音になった印象です。

48kHz/24bitでも、44.1kHz/16bitでも、”シンセ本来の音”が鳴っているように思います。

見た目もカッコ良くなった!

project window

ほかの作曲家さんも結構同じ感想のようですが、メインの色遣いがグレーから黒に変わって、かっこよくなりました。

MIDIの編集も、これまでは別ウインドウが開いてそちらで行う必要がありましたが、プロジェクト画面の下ゾーンで編集できるようになり便利です。

オートメーションが改良された!

曲線を描くのがすごく楽になりました。Studio Oneの長所を取り入れた感じですね。

サンプラートラックが超便利!

sampler track

サンプルを放り込むと、そのまま音階に振り割って鳴らせるようになります。

これまでワンショット素材はそのままDAWに張り付けていましたが、サンプラートラック快適です。

参考記事:【Cubase 9】サンプラートラックの機能をプリセットで把握しつつ使いみちを探る(2/2) – SAT04 CREATIVE SPACE
https://satcreative.hatenablog.com/entry/2017/01/06/233844

付属のDistroyerプラグインが優秀!

ドラムのバスにかけると最高です。アナログ的な歪みではないのでうっすらがオススメ。

distoyler plugin

 まとめ

サンプラートラックや付属プラグインに目が行きがちですが、その他にも

・MediaBayがキビキビ動くように

・VariAudio(=ピッチ補正ソフト)がVer.3に

・ミキシング操作のUndo/Redoができるように

などパワーアップしています。

CubaseはVer.7から使っていますが、どんどん進化していて素晴らしいDAWだと思います。これからもガンガン使っていきますよ!!

それではまた!PIANO FLAVAでした。

音楽制作ソフトウェア: Cubase | Steinberg

https://new.steinberg.net/ja/cubase/