無名のラッパーが有名になる方法をトラックメイカーが考えてみた

こんにちは。PIANO FLAVAです。

自分はトラックメイカーなんですが、まわりのラッパーを見ていて、私ならこうする!と思うことが結構あるので、記事にしてみました。

ラッパー視点でラッパーを見るのと、トラックメイカー視点でラッパーを見るのは結構違うだろうし、少しでも参考になれば幸いです。それではどうぞ!!

覚えやすいMCネームをつける

「低音JK」さんみたいな感じ。自分の特徴がうまく出てる、シンプルな名前がベスト。

読み方がわからないやつはNGです!

自分のポジションを把握する

スキルフルなラップなのか、リリックで泣かせるのか。

曲調も、トラップ、オールドスクール、ポエトリー系全部やるよりはひとつに絞ったほうがいいと思います。

「〇〇の人」というイメージを持ってもらう(=セルフブランディング)

ガンガン投稿する

自分の立ち位置や「売り」を自分で把握したら、ネットに曲を上げます。

はじめの10曲は週一ペースでいいのでは?

ネットラップ系なら、やっぱりニコニコ動画かな。ちょっと怖いけど、よかったらいい感じ!ってコメント付くし、悪かったら微妙って、忌憚のない感想がもらえます。

MV撮る余力があるならYouTubeのほうがいいかも。

ガンガンコラボする

ある程度知名度上がってきたら、有名なラッパーとコラボします。

マイクリレーのような形でも、普通に客演として呼ぶ・呼ばれる関係でも。

これで一気に知名度上げます。 コラボ大事。

自分がライブしている様子をSNSに上げる

意外とやってるラッパー少ないと思うのですが、ものすごく価値がありそうだなと前から思っているのがコレ。

チケットノルマが無いor安いところを探して、自分で自分をブッキングします。すでに名刺代わりになる作品は公開しているはずなので、交渉もスムーズにいくはず。

写真でも動画でもいいので、知り合いを連れていってスマホで撮ってもらいましょう。

撮ってもらった動画をTwitterのトップとかにしておけば、まだ繋がっていないトラックメイカーにも、きちんと活動しているんだなという印象を持ってもらえるはず!

バトルに出る

やっぱりこれが一番効果的だよね。

バトル上手い人限定ですが!!

まとめ

というわけで、トラックメイカーによる、ラッパーがのし上がるための方法についての記事でした。 わりと普通の内容になりましたが

地道に、でもスピード感を持って

活動するのが大事なんだと思います。

あとは、自分が活動する意義ですね。有名になって何をしたいか、ラップで何を伝えたいかが大事かなと思います。

音源作成も、個人的にはオリジナルトラックにこだわる必要なくて、フリートラックを活用するのがいいと思いますよ~

逆に、「ラッパーからみてトラックメイカーが有名になる方法」もあったらこっそり教えてください笑

それではまた!PIANO FLAVAでした。

短時間でサクッと曲作って公開するほうが時代にあっているかもしれない

こんにちは!トラックメイカーのPIANO FLAVAです。

前から感じていることなのですが、最近は、きっちり一曲一曲形にして作品として公開するよりも、どんどん作ってどんどん公開する方が今風だなという気がしています。

別にアルバムやEPでのリリースを否定するわけではないし、まとまった作品を出すのはすごく意義のあることなのですが。

というわけで、今回は表題について書いてみたいと思います。文章多めですがどうぞ!

SNSの威力

まず、TwitterだったりInstagramだったり、そういったSNSは「ひとつの物事に一貫して熱中している(=アウトプットしている)」姿が一番応援されます。

知り合いに、風景描写がめちゃくちゃうまいイラストレーターさんがいらっしゃるのですが、ものすごくコンスタントに自身が描かれたイラストをTwitterに投稿されてて、フォロワー数も一年間で5000人ぐらい増えています。

RTもバンバンされてて、Twitterは拡散力の強いメディアだな~と改めて思ったわけですが…

まとまった曲を聞くにはエネルギーがいる!?

で、ここからが本題なんですが、スマホでSNSを見ることに慣れてしまうと、例えばpixivでイラストを探したり、SpotifyやApple Musicで曲をdigるのって、実はエネルギーが必要なんですね。

自分は音楽好きなんで体力が必要とか全然思わないのですが、アルバムのかわりにEPが普及したのって、それも関係しているのかなという気もしています。

Twitterでまわってきた(=ほかの人がいいなと思った)イラストや曲だけを見たり聞いてる人がほとんどというか。

なので、そういう人たちに向けて、話題性のある作品をSNSにさくっと投下することで自分のことを知ってもらう、というプロセスが今の時代大事なのかなと思いました。

ある意味じっくり時間をかけて曲を完成させる能力よりも、短時間にサクッと作ってサクッと公開する能力だったり、あとは「自分の見せ方」だったり。

まとめ

というわけで、最近思っていることを簡単に文章にまとめてみました。

もちろん最終的には本人の力量も大切ですが、いい作品ができたから公開する、と、認知されるために作品を作る、の違いは大きいですよね。

それではまた!PIANO FLAVAでした。

歌モノ作曲家が今すぐHIPHOPトラックを作るべき3つの理由

こんにちは。HIP HOPトラックメイカーのPIANO FLAVAです。

今回は、「歌モノ作曲家が今すぐHIPHOPトラックを作るべき3つの理由」と題して、普段ボーカル曲を作っている作曲家さんに、ヒップホップトラックを作るとこんなにいいことがあるよ、というのを私なりにプレゼンします!

それではどうぞ!

目次:
①海外から見ると日本はブルーオーシャン
②歌モノの作編曲よりヒップホップトラックを作る方が簡単
③トラックメイカーがすごく大事にされる風習

①海外から見ると日本はブルーオーシャン

まず、海外と日本を比較すると、圧倒的に日本の方がブルーオーシャン(=競争相手が少ない市場。対義語はレッドオーシャン)です。

海外では、有名なラッパーにトラックを提供しようとすると、まずラッパーの取り巻きみたいな人々に気に入られてはじめてラッパーとコンタクトをとることができます。そしてトラックメイカー自体の数が非常に多い。
しかも皆レベル高いです(例えば、有名なBeatStarsはアマチュア~セミプロのビート販売サイトですがめちゃくちゃクオリティが高い)。

一方、日本は、ラッパーとビートメイカーの距離感が近いですし、ラッパーに比べるとビートメイカーの数も少ないです。そして、第一線で活躍してるラッパーを除いて、クオリティの低いトラックが使われていることも多い(気がします)。

つまり、クオリティの高い(=音がしっかりしていて、かつラップが乗ったときに映える)トラックをコンスタントに作れれば、一気に他のビートメイカーを出し抜くことも可能だと思います。

②歌モノの作編曲よりヒップホップトラックを作る方が簡単

歌モノは緻密なアレンジが大事なのに対し、ヒップホップはいい意味でのラフさだったり大雑把さが魅力です。
歌モノを一曲アレンジ(=編曲)しようとすると最低一日はかかりますが、Zaytovenは5分で作ります。

③トラックメイカーがすごく大事にされる風習

ヒップホップでは、トラックメイカーはラッパーからすごくリスペクトされます。

例えばヒップホップの曲名によく「Prod. by 〇〇」とついてたりしますよね。これは「誰々プロデュースです!」という意味なのですが、少なくとも歌モノの世界では滅多に見ません(Yoshikiさんとか野田洋次郎さんレベルなら稀にある)。

これはトラックメイカーが完全な裏方ではないことの現れですし、もちろんトラックメイカーもラッパーをリスペクトしあう。素晴らしいですね。

実際私も、ラッパーさんから大事にされてるな、と日々実感しています。ありがたい話です。

まとめ

というわけで、歌モノ作曲家がヒップホップのトラックを作ることのメリットを3つ挙げてきましたがいかがだったでしょうか。

MCバトルからヒップホップの世界に興味を持った人も、ラッパーだけでなくトラックを作ってる人視点でいろんな曲を聞くのも楽しいですよ!

PIANO FLAVAでした!

曲を作って売り込むのではなく、いい曲を作り続けて周りがほっとかない状態を目指そう

こんにちは。トラックメイカーのPIANO FLAVAです。

タイトルでほとんど自分の言いたいこと言ってるんですけど…

自分を売り込むのではなく、自分を高く評価してくれる人が現れるまで待とう

たまにいるらしいです。プロになるつもりがなかったのに、才能ありすぎてプロになる人。
どうせならそういう人を目指したいなって。

また、営業などで自分を売り込む場合、自分への評価がそんなに高くない状態でやり取りすることになってしまいます。逆に、「待ち」状態なら、近づいてくれる人はすでに自分に興味を持ってくれてることがほとんどなので、自分への評価も高いです。

そもそも自分の曲の価値って、自分がいいって思ってても相手(クライアントやリスナー)からイマイチだと思われたらイマイチな訳で。せっかく曲を作るなら、自分の曲を高く評価してくれるクライアントさんと一緒に働きたいですよね!

ちなみに、「いい曲とは?」の話は
https://piano-flava.com/2017/11/01/post-56/
で軽く触れているので見てほしいです。

苦手な分野を頑張って勉強してできるようになっても、はじめから得意な人にはかなわない

サッカー選手とかなら、11人しかフィールドにいないので、例えば苦手なシュートを克服するのとか大事かもしれませんが、作曲家の場合、苦手なジャンルや曲調は、他の作曲家に任せればいいと思います。

なので、自分の得意な曲調がわかったら、全力でそれらを作っていくのがいいのかなって。

終わりに

「好きこそ物の上手なれ」とはよく言ったものだなと思います。

またこれに関連して、「好きなこと」「得意なこと」「求められてること」の3つの円の話(結構有名かも?)も、機会があれば話してみたいと思います。

それではまた~!

トラックメイクもできるラッパーが強いわけ

バトル系のラッパーを除いて、Fla$hBackSの3人(JJJ、KID FRESINO、Febb as Young Mason)やPSGの5lack、PUNPEEなど、イケてるラッパーはトラックメイクもできることが本当に多いです。

KREVAさんも実はそうだし、SKY-HIさんも密かにトラックメイクうまいのではと推測してます。

で、その理由を考えてみました。

1. 瞬発力がある

自分ひとりで曲作りを完結できるので、とにかく機動力があります。

例えばトラックメイカーがラップ曲を作る場合、まず知り合いのラッパーを探すところからはじまるわけですが、お願いしてOKもらっても、Recに時間がかかったり、話が流れてしまうことも多いです。そもそも生活のリズムが違うわけですし。

一方全部自分で出来る場合は、やりとりやイメージの共有に時間をとられないので、あとは自分がどれだけ作品作りにフォーカスできるか、です。曲の公開のタイミングも自分で決められますよね。

2. 仕事が2倍もらえる

トラックメイクもラップも両方出来るので、単純に考えて2倍のチャンスがあります、しかも両方に才能があれば、相乗効果で知名度もガンガン上がっていくと思います。

3. トラックとラップの相性

トラックとラップの相性って、実はめちゃくちゃ重要だと思ってます!フロウはもちろん声質やリリックもそうですね。

例えばラッパーが、hookのこの部分だけドラムを抜きたい、など思ったときに、トラックメイカーに気を使わなくてすむので、結果的に曲の完成度も高くなるといった感じでしょうか。

トラックメイカー(作曲家)として認知されるには?

基本的に、作曲家としてたくさん仕事を請けるためには、まず認知度を上げる必要があります。

順番で言うと、こんな感じですね。

「認知」→「興味」→「検索」→「購入」→「共有」

参考:同人音屋がブログを書きまくることの一つの決定的なメリット – ありんこ書房
https://arynco.com/creation/composing/blog-for-doujin/

もちろん最終的には「仕事が仕事を呼ぶ」状態が理想なんですが、実績がほとんどない状態で作曲・アレンジの仕事を見つけるのはとても難しいと思います。

なので自分なりに、認知度を上げる、知名度を0から1にする方法を考えてみました。実際に私が行っているやり方についても書いています。

音楽ポートフォリオを作る

ポートフォリオとは「自分はこんなものを作れますよ」をアピールする自身の作品集のことですね。もともとは写真家やデザイナー界隈の言葉だと思います。
なので音楽家も、例えば事務所に応募するデモテープのように、これまでに作った曲で自信のあるものをパッと聞いてもらえるようにしておくのがいいと思います。

曲数自体は5曲程度で十分なはずです(歌モノ作曲家の場合。BGM系のコンポーザーなら10曲以上?)。またある程度曲調がバラけているとよりいいかもしれません。

ポップスの作曲家さんは、いい仮歌さんをつかまえるのに注力しましょう!

また、サイトはSoundCloudでも悪くないのですが、サンクラはどちらかというとクリエイター向け(+コアなリスナー向け)のサービスのような気もしています。なので、Webで一覧でさくっと見れるページを用意しておくのがいいと思います。

といいつつ、自分はまだまだなので、いま個人名義のアルバムを作っています!

フリーのトラック提供

幸いネットラップでは、ニコニコ動画に投稿した「トラック提供」タグのビートにラッパーがラップをのせて投稿する、という文化があります。自分も20曲以上投稿しています!
http://www.nicovideo.jp/mylist/55539755

これでガンガン知名度上がるはずです。

BGM系ならDOVA-SYNDROMEというのもあります。

ブログやYouTube、SNS

上のブログでも言及されてますが、ブログやTwitterは運営するのにほとんどお金がかかりません(レンタルサーバーなどを借りても月1000円程度)。

こまめな更新は正直大変ですが、仕事だと思って運営しましょう~

まずTwitterについてですが

Twitterは何か一つのテーマについてインプットし続ける姿や楽しんでいる姿が応援される
(MURAKICHIさん)

というのがポイントです。

また「二日に一回成果物を投稿する」というのもめちゃくちゃオススメです。完成した曲はもちろん、制作途中の曲をDAWの画面と一緒に流したり、なんならスピーカーの画面映してるだけでも全然見て(聞いて)もらえます。

YouTubeも強いですね。動画の編集作業が少し大変で、自分は苦手なのですが、こまめに新しい動画を投稿してチャンネルのファンを増やしましょう!

営業

フリーランスの作曲家は自身の売り込みが苦手な人も多いので、ここが強い人はそれだけで大きな武器です!自分もご当地アイドルに曲を作ってたときは自分から営業していました(全然知らない代表の方にメール送ったり、菓子折り持って挨拶に行ったり)。

他の人とコラボする

ある程度いい曲が書けるようになったら、他の人とたくさんコラボしましょう!ゲストボーカルやラッパーを呼んだり、逆にビート提供したり。
コラボ相手のファンの方に自分の存在を知ってもらえるのは大きいですね。

最後に

こんな感じです!!とりあえず、仕事としてやっていくなら、一番目の「音楽ポートフォリオ作り」は大事だと思います。

ではお互い頑張りましょう~!